1年

この世界に片足つっこんで1年経ったようです。
こっちの世界の出来事への意識は薄いんですが、その中では、ブログを通して小学館の担当さんから連絡をもらえたことが一番良かったことですかね。

だんだんリズムが身についてきました。ぼくは兼業ではありますが、サラリーマンの方よりは、はるかに時間に融通が利くように思います。
日中の動きを誰かに指図される必要もないですし、出版社に行こうと思えば行けますし、誰かに報告する義務もありませんからね。仕事の合間合間に執筆時間が捻出しやすい。昔は週7日スーツだったのに、最近は週3日くらいしか着ません。いやまぁ、好き勝手できるとは言え、誰よりも働いてるとは思いますが。
しかし次から次と事業をやるような野心はもうまったくない。すれちゃったんですかね。何十年後に価値あるかどうかなんて分かりもしねぇのに蓄財に励もうなんて思わないし、自分自身に物欲はほとんどない。電源とシャワーさえあれば洞穴に暮らしてもいいよ。ふつふつと、どうでもいい気がしてくる。
それでも働いちゃうんですよねーー。これが身体に染みついちゃってる。年中無休がスタンダード。生活に困ってるわけでもないのに、死ぬまで奴隷みたいに生きそうな予感がします。

それと。
まだ若干の余力があるので、小学館以外でもう1本書く可能性はあるかもしれません。1本だけ募集中です。今すでにご連絡が来ている中から1本やるかもしれません。小学館ではライトノベルを書かせてもらってるので、他では一般、ラノベ、漫画、ビジネスなどなど垣根の意識はありません。
ぼくはレーベルの強弱は意識してないです。レーベル・編集さんとコミュニケーションが十分かつリアルタイムで取れるなら(執筆速度や内容に極めて大きく関係してくるので)、小さなところでも大きなところでも構わないです。長く太くつきあいたい。もっと言えばレーベルなんてどうでもよくて、担当さんとどういうコミュニケーションができるかどうかじゃないっすかね。

とにかく1年。
あんまり時間が経った気がしません。

刊行予定

本日「羽月莉音の帝国 3巻」の発売日です。
また小学館から4巻の告知があったようなので、ご報告します。
「羽月莉音の帝国 4巻」の発売日は9月17日です。

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★9月17日発売
羽月莉音の帝国 4巻
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逐次刊行していきますので、よろしくお願いします。

新刊案内7/17

そろそろ「羽月莉音の帝国 3巻」の発売ですので告知します。7月17日の発売です。

★7月17日発売
羽月莉音の帝国 3巻


謝辞。担当さん、二ノ膳さん、デザイナーさん、校正さん、いつもありがとうございます。
小学館とても良い出版環境だと思います。何度も言ってるような気がしますが(笑)、本当にありがたい。




★電子ブックリーダー所感
ところでiPad重たいですね。電子ブックリーダーが普及すると、作家の寡占化はかなり加速すると思われるので、作家業をしている人たちにとっては必ずしも良い変化ではなさそうな気がします。

また、Kindleだと作家の印税率が70%だと騒がれています。しかし、今とそこまで変わるとは思えません。
現状の出版業界における作家の印税率はおおむね10%ですが、大量に在庫が残るケースが多いわけで、実質的な印税率はもっと高いんですよね。10000部刷って、2000部しか売れないとすると、実質印税率50%です。
実質印税率が70%ということもありえる業界です。だからKindleの印税率は、そこまで魅力ではありません。むしろ90%くらいにして、既存の出版社が事業として参入しても採算を取れるようにするべきで、現在だと電子ブックリーダー側がかなり利幅が大きいような気がします。

IT産業はアメリカ企業に覇権を握られてばかりなので、日本の企業はもっと積極的になってもらいたいです。とは言えIT産業で勝つためには、世界言語でもある英語を母国語とする国になかなか勝てないんですけどね。
ここ最近、マネーゲームではなく、実業をともなった強い新興企業が日本に一つもありません。トヨタ、ソニー、松下などが出てきた頃と、ずいぶん日本も変わってしまったものです。