2010/11/1 20:27
そろそろ「羽月莉音の帝国 5巻」の発売ですので告知します。11月18日の発売です。
★11月18日発売
羽月莉音の帝国 5巻
謝辞。担当さん、二ノ膳さん、デザイナーさん、校正さん、素早い対応いつもありがとうございます。
また、時々丁寧な感想メールを送って下さる方がいます。
その方々に、この場を借りて御礼申し上げます。
個別にお返事できませんが、たいへん感謝しております。ありがとうございます。
メールは30代の方が多いのですが、たまに若い方からメールがあると、必ず「自分も事業を興してみたい!」という方ばかりです。一つ一つ返信はできかねますので、ここで返信に代えさせて頂きます。
一からの創業は、決してオススメしません。むしろ止めた方がいいと思います。日本経済のためには「どんどんやれ!」という立場であるべきなのでしょうが、とても私には創業を煽ることはできそうにありません。世の中、巷のビジネス書を読んでわかった気になれるようなシロモノじゃありません。
その上で、どうしても将来創業を目指す方は、注意深く準備して、石橋を叩いて渡るような臆病さを持ってもらいたいです。
すごく大雑把ですが、若い方への注意点だけ以下に並べさせて頂きます。
最初の創業は、できることなら全額自己資金で行うべき。
それでも何千万、何億の投資を引き出すなら(意外と資金を出したがる人はいるものですが)、相手の素性をよく確かめるべき。
それでも緊急で金が必要になることはあり、グレーの資金に手を出すときは、ブラックだという覚悟と決意を持ってお金を受け取るべき。
社員は限界まで雇わないべき。
顧問的な人物(対等以上の立場の人物)は内部に引き入れないべき。
可能な限り自分の株式比率は過半数を維持するべき(過半数なくして、自分の会社とは言えません)。
経理担当は身内に近い人物にすべき。
IT系のアジテーターに自分が扇動されないよう注意すべき。
世間で思われているよりずっとネットの広告効果は貧弱であり、ネットを前提とした広告計画は立てないようにすべき(TVの宣伝力を100とすると、かなり売れてる雑誌が3、ネットは0.1)。
創業する前から最低限の売上見込みを確保しておくべき。
人を信用しないべき。
ひとまず上記を守って頂くと嬉しく思います。頑張って下さい。
一転して今度は個人的なことになりますが、遅まきながら、やっと小説執筆のことがわかってきました。
仕事と執筆の折り合いの付け方がわかってきました。
新しい仕事をするときはいつも自分が一番スムーズに取り組める流れを見つけることに全力を尽くしておりまして、それがここに来て「見えた!」という感じです。
自分の場合、手持ちのネタが尽きないことと、上から下まで社会の空気感を肌で理解しているので、いくらでも行けますね。仕事との兼ね合いもありますが、1年6本のペースを保てるとベストなのですが……。
今まで四方八方に手を出したり、散々苦労してきたのが、妙なところで活きてきてしまいました。まったく予想していなかった。人生、何があるかわからないものです。
近いうちに、前回の募集でご連絡頂いた別の大手さんからも本が出ますので、出版日などが決まりましたら告知させてもらいます。
また別途、もう1社だけ執筆先を募集します。限定1社。
シリーズ継続中の小学館優先ですが、新しく入った1社を含めても若干余力があるので、もう1社だけ増やしてみます。ジャンルにこだわりなし。
どうぞよろしく。
2010/9/17 18:35
本日「羽月莉音の帝国 4巻」の発売日です。
また小学館から5巻の告知があったようなので、ご報告します。
「羽月莉音の帝国 5巻」の発売日は11月18日です。
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★11月18日発売
羽月莉音の帝国 5巻
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今後も逐次刊行していきますので、よろしくお願いします。
さて、ライトノベルの世界にきて半年くらい経ったので、思ったことを振り返ってみます。
ライトノベル業界で執筆を始めるとき、複数の編集さんから同じ忠告を受けました。
「ライトノベルというのは、言わば『短歌』や『俳句』の世界である。その定められた範囲内で右左に感情を揺さぶり、魅せていく世界だ。そもそもあなたは基準を知らないし、守るつもりもないだろう。だから至道さんには向いていないような気がする」
正直なところ、最初はお話がピンときませんでした。
ただ、ぼくも片足を突っ込むようになって、ようやっと意味がわかってきました。(今さらかよ!というツッコミはなしで。ええ、今さらなんです。わかっております)
自由な世界なようでいて、実は厳しく限定的な定型があることがわかってきました。そもそも自分の経験や知識が、ライトノベルの世界にまるで合致していない(笑)
しかしですねー、ぼくはライトノベル業界には可能性を感じていて、こっちに入りたかった。
今にして思えば、よく小学館さんが声をかけて下さったなぁと不思議な気持ちです。
ライトノベルレーベルはたくさんあります。そのなかで、ぼくのような基準を踏み外してるものを受け入れてくれるのは小学館ガガガ文庫しかないんだろうなぁということもわかってきました。
もちろんガガガ文庫さんにだって、しっかり規準に則った作品は多いですよ。しかしぼくのようなタイプにオッケーを出してしまえる度量は、やはりありますね。新興レーベルだからかと思ったのですが、他にもっと新興はありますよね?
小学館って言うと、自分の年代だと「小学三年生」のような学習雑誌を想像してしまうので(33歳です)、もっと石橋を叩く会社かと思ってました(笑)
とくに今日発売の「羽月莉音の帝国4巻」は、担当さんがすんなり通してくれたことに、ぼくが一番ビックリしています。2巻以降、明らかにライトノベルの基準を踏み外しているのですが、4巻からさらにその傾向が顕著になります。
そんなわけで「羽月莉音の帝国」は、政治的限界に挑戦するリアルエンターテイメント小説です。
2010/9/1 20:14
そろそろ「羽月莉音の帝国 4巻」の発売ですので告知します。9月17日の発売です。
★9月17日発売
羽月莉音の帝国 4巻
謝辞。担当さん、二ノ膳さん、デザイナーさん、校正さん、いつもありがとうございます。
こうして2ヶ月ごとに出せているのは、担当さんや絵師さんの努力によるところは大きいはず。ぼくの原稿はずいぶん分量が多いのに、よくやって下さってるなぁと思います。
あと、他の大手さんでの仕事も決まりました。ほぼ一般文芸です。小学館了解済み。
まだまだ先にはなると思いますので詳しいことは記載しませんが、いずれ出版日など決まりましたら告知します。
小説書きとしては自分が異分子であることはわかっていたつもりでした。しかし新しい担当さんと話していて、自分の特殊性を活かせる分野がまだまだたくさんあるんだなぁと新鮮な驚きを持ちました。現代社会はやっぱり複雑怪奇で、ぼくには空気のように思えてスルーしていた分野でも、灯台下暗しなことが多かった。編集さんとブレインストーミングさせてもらうのはいいですね。未開拓の分野が多いのを気付かされました。
自分にSFやファンタジーが書けないとは思わないんですが、そちらは書き手さんが非常に多いので、自分はこの方向オンリーですかねー。