SSガール、事実と架空の話
2009/9/8 9:19PM
まず報告。
ちょっとした小ネタは、月に2回くらい更新頻度を保てればと思っています。あるいは1回か3回か、それとも0回の月もあるかもしれないし、4回のこともあるかもしれない。話自体は書ききれないほど、いっぱいあるんですけどね。
ただし自営業ですから、超多忙な時期と、時間に余裕がある時期があります。ですから、更新の頻度には大きな波があります。立て続けに更新する時期もあれば、まったく音沙汰がない時期もあると思います。ご理解頂ければ幸いです。
◆雷撃☆SSガール
さて、『雷撃☆SSガール』が発売されてから幾らか経過したので、これを取り上げてみます。
(以下、SSガールと記述)
知り合い経由の読者から「これ、どこまで本当なの?」という質問をされました。質問者は結構ご立派なサラリーマンの方だったんですけどね。
なるほど、こいつは盲点でした。
そういう観点もあるんだなぁと思った次第。
ですから以下では、SSガールがどこまで事実に基づいていて、どこまで架空のものなのか、記述しておきたいと思います。
ただし、そんなことを考えながら読んでもらう必要はまったくありません。
あんまり深いことは考えず、気楽に読んでもらうのが一番かと。
今から書くことは、よほど事実の度合いに興味がある方向けの、少しばかりマニアックな答え合わせのようなものです。
普通は読んで頂く必要はない記事です。興味がない方は以下を読まないで下さい。あくまで余興です。
きちんと断言しておきます。
SSガールはほぼ現実に準拠しています。
もちろん細かい事柄については、勢いを優先させるために、嘘のアレンジを多々混入させている点は指摘しておかなくてはなりませんが。
ただし、大きな部分として2つ。
まず『SDI戦略防衛構想』については現実に即していない点が多く、『IQ教材』については補足しておかなくてはならない点があります。
それを、まずは指摘させて下さい。
◆SDI戦略防衛構想
まず『SDI戦略防衛構想』については、投稿前に大幅に原稿を端折ったために、この部分はかなりの割合で空想的な要素が含まれています。
本来は科学技術のうんちくを並べていたんですよ。しかし、やっぱり毛色が違うんです。社会の根源は金であり経済であり、科学技術はいささか路線が変わります。好きな人は好きなんでしょうが……メインストリームではありません。
しかもSDIをあれこれ書いていると、テンポが悪くなってしまう。あんまりこれ、本筋に関係なかったんですよ。
だから、バッサリと削ってしまいました。
すると、削ることで、全体の威力が上がったんですよね。猛烈っぷりが上がったといいますか。
細かいプロセスを、過激に吹っ飛ばしています。だからラピュタとまでは言いませんが、システムの構築過程に非現実的な要素がふんだんにあることだけはご了解ください。
もちろん、1986年に提唱されたSDIは技術的にクリア可能です。そして、あくまで大陸間弾道ミサイルを打ち落とすための構想であり、拠点攻撃を想定しているものではありません。
◆IQ教材
『IQ教材』は未だ誰も開始していないぼく独自の発想なので、現実を基にしていると言うには難しいところです。
これは、きちんとやれば売れると思いますよ。クソ胡散臭い情報商材みたいなものじゃなく、きちんと作って、適切なマーケティングを行えば、それなりの販売を見込めるでしょう。あんまりマーケティング予算に余裕がなくても、最初はアドワーズ広告だけで、ある程度までは持って行けるんじゃないかなぁ~?
ぼくは事業アイデアをベラベラと人に喋りまくる方なのですが、SSガール出版の半年前くらいに、この『IQ教材』もアイデアのひとつとして数人の実業家に話しています。だから誰か始めちゃうかもしれませんね。
ぼく?
ぼくはね~、あんまり乗り気しないなぁ。ぼくは中途半端な男なんですよ。
あんまり、こういう確信犯的なことを自分ではやりたくない。だから自分でやらず、こうやって公に書いてしまう。思い切れない。他人がやるならオッケーなんですけどね(笑)
もちろん、商売なんて性悪なものです。もっと悪辣なことをやっている悪党どもを、ぼくはたくさん知っています。善人を装って、人前では素晴らしい演説をかます人が、裏では目を向くような酷いことをやっているケースを、ぼくはたくさん知っています。
人間は悪だし、金に色はついていない。
それはわかってます。しかし、やっぱり思い切ることができないんですよ。半端な男なんです。なんだか人生に疲れちゃってね。ぼくがもし、そこまでしてお金を追い求める人間だったなら、きっと物書きなんてアホらしくてやっていないと思います(←悪意に取らないで下さいね)。
もし事業家で興味がある方がいらっしゃれば協力させてもらいます。連絡下されば。
利益が出た後で、成功報酬を幾らかくれればオッケーですよ。
もちろん公に書いてしまってるので勝手にやってもらって構わないのですが、役に立てると思います。少なくとも成功報酬以上の力にはなれるでしょう。
ちなみに、こうして書いちゃってるからといって、事業展開するには問題ないっすよ。1000万人がSSガールを読んでるわけでもなし、それに購買層が丸っきり違いますから。
以上2点、『SDI戦略防衛構想』と『IQ教材』についての補足です。
そして、これ以外はほぼ現実に基づいていると考えて頂いて差し障りありません。
SSガールに記述の内容を解説していければそこそこ面白い話になるかもしれないなぁと、今日思った次第。
以下では、ざっくりと、今思い出せる範囲で要点だけ書いてみます。
◆郵便ビジネス
これ、ある郵便事業のお話でちょこっと触れましたが、機会があればもうちょっと込み入ったことを書いてみたいです。
◆『作らないで売ってみる』マーケティング
これに近いマーケティング手法が存在しないわけではありません。
めちゃくちゃ儲けた知り合いがいるんですよ。どれほど凄かったか。まー、当たり障りない範囲になっちゃいますが、これもそのうち書いてみます。
これね、今でも出来ますよ。詳しいことはアドバイスできるので、事業やってる方は私まで連絡ください(笑)
◆東都出版
これ、まんまモデルがあるんです。もちろん名前は明かしませんが、担当さんにはちょこっとお話しました。本件、もう触れることはないでしょう。
出版業界どこも厳しいっすよ~。出版に限らずどこも厳しいんですが、とりわけ出版界は負のスパイラルに陥っている気がします。
作家ごとき分際だと、この辺なかなか提案したりできない部分です。まぁ出版界はみなさん基本的に優秀な方や高学歴の方が多いので、波風立てないように見てるだけになっちゃいますが。
モデルとなったところはまだ頑張っていらっしゃいます。ぼくとしても心から頑張って頂きたいです。借金取りが厳しいようです。
◆SSファンド
ITバブル華やかしき頃、SSガールに記載のような、
「予めファンドと企業が結託し、資金が逼迫している公開企業の大規模な増資を引き受け、キャッシュフローを増大させ、株価が暴騰したところで売り払う」
というファンドは日本にも数カ所ありました。SSファンドほど強烈ではないですけどね。
ここまでくれば、確信犯的インサイダーの世界です。普通の人には受け入れ難い世界かもしれません。
あるわけないって?
寝言を言っちゃいけない。世の中そんなもんでしょ~?
ただし、今もあるんですが、これだけ株価が低迷している情勢だと厳しいです。今のご時世は、キャッシュフローを増大させて企業を良く見せても、株価が上がらなくなってきてる。何をやっても株価がピクリとも動かない。こういう手法は、株式市場に資金が流れ込んでいる時期に有効ですね。
今のように株式市場に資金が集まらない時期には、別の手法が隆盛になってきてます。ひとつには株式の有利発行といわれるもので、公開企業側と結託して新株発行を仕掛ける手法があったりします。ざっとプレーヤーを見ていると、どうも元総会屋系統の方々が多いですね。さらに細かく見ていくと、色んな戦法がありますよ。
いずれ何かの機会に小説の題材にするかもしれないので、詳述は省かせてもらいます。
◆成功哲学
昔、金に困った時期、ゴーストライターをこなしてた時があったんですよ。ビジネス書が中心ですから、やっぱり内容は成功哲学に近いものなんです。要は、あの手この手で成功法則の亜流を書いていくわけです。大半の本はそんなもんでしょ?
正直ぼくにとって、こういうの書くのは凄まじく簡単です。角度を変えて幾らでも書けちゃいますね。色んな人の成功事例やケースを知ってるから、無理やり成功哲学に当てはめて書いちゃえば、見事にそれらしい出来映えになるもんです。微塵も心に思っていないことでも、びっくりするくらい生産できる。
それに、やっぱり読者の数は多いんです。みんな聞きたがってる。
ただねー、これ触れるかどうかは、いささか二の足を踏んでしまいます。ぼくのことをメチャクチャ嫌う人が出てくるはずなので、不用意なことは書けない。
なぜならこういうのは、心の問題です。強く信じる気持ちは人間の支えになることがありますし、それ無しで生きていけるほど強い人間は多くない。成功哲学が、その人の大切で切実な精神的支柱になっていることがあります。だから「あ、これ? 実はぼくがゲラゲラ笑いながらゴーストで書いたんです(笑)」なんて言った日には殺されかねない。
ビックリするほど面白い話が色々とあるんですが、具体例については、生涯、触れることはないでしょうね。
ただね、個人的な主義主張やエゴじゃなくて、ちゃんと社会全体という視点から捉えてもらえれば、成功哲学っていう代物の意図や仕組みは、どなたでも理解してもらえると思うんですが、いかがなものでしょうか……。
◆連邦準備銀行FRB
FRBの形成過程。
興味があればネットとかではなくて、文献を調べてみて下さい。
むかーしから、本当に昔から、これは指摘され続けてきたことなんです。FRBには100年近い歴史がありますが、危険な成立過程を公表しようとする動きにも100年近い歴史があります。
ここのところ、欧米の識者を中心にして、かなり緻密なFRBを取り巻く金融の歴史書が出始めてます。深いところで盛り上がってます。
ただし、だからといって、どうしようもないんですけどね。ぼくは完全に諦めちゃってます。
そのうち書いてみます。
◆信用創造
中世。
ようやく金融業という産業が芽生え始めた頃――。
現代で言うところの『信用創造』は、犯罪以外の何ものでもありませんでした。
ところが、今では資本主義の根幹です。
どうしてこうなったのか、考えてみたことがありますか?
ほとんどの方は、空気のように当然のことと考えていて、何の疑いもせず受け入れていると思うんですよ。
しかしこれほど精緻な仕組みが、自然発生したわけがない。存在して当然と考えるのではなく、なぜ、どうやって、誰のために信用創造が創られたのか、ちょっと考えてみて下さい。
仮に、信用創造が資本主義経済を促進させる素晴らしいものだと仮定して、あったらあったで良しとしましょう。だったら、その利益はぼくたちに広く行き渡るべきもの――究極的には国庫に入るはずですよね? しかし信用創造で生み出される巨万の富は、国家のものではないのです!
ただし、現行の経済システムを擁護するとすれば、これ、止めようと思ったところで既に止められません。
行くところまで行きましょう。赤信号、みんなで渡れば怖くない。
大半の人が一緒に不幸になれば、それほど絶望感を抱くことはないでしょう。
そのうち気が向いた時に、つらつらと書いてみます。
◆財閥
ロスチャイルド財閥は有名ですね。それからロックフェラー財閥、モルガン財閥などなど。いわゆる「above the law(法の上にいる)」な方々です。
作中ではブランフォートという名称を使いました。
実は次回作の主役的な人でもあったりします。(出版日はわかりません)
率直に言って、みなさん人間を信じてる方って多いと思うんですよ。悪い部分はあったとしても、何だかんだ言って信じてると思うんですね。すべての人間は法の下に平等であるはずだと、みなさん根本のところでは信じてる。幾らかミスはあるかもしれないけれど、社会は正しく運営されていると、みなさん根本のところでは信じてる。(これもひとつの成功哲学でしょうか……?)
そういう基本的な常識から、支配層や社会に対する誤認が始まるんだとぼくは考えています。
次回作が出た後に、当たり障りない範囲で書いてみたいことがあります。
◆その他
えーと、もっとたくさん色々あったと思いますが……あとどんなことありましたっけ。後でチェックしておきます。
◆まとめ
なんだか取り留めもない話になってしまったかもしれません。
超乱文、申し訳ない。
場合によっては、別途、SSガールをきちんと解説するようなモノを作ってブログにアップしてみてもいいんですけどね~。
物凄い分量になりそうなんで、そうっすね……ある程度SSガールが売れたらということにしましょう。需要があるかどうかわかりませんが(笑)
今後出していく小説も、解説したら別の側面から面白い原稿が創れそうなものが色々あると思うので、もし販売数が一定に達したら、興味ある方向けに、そういうのを書いてみるということでいきましょうか。
う~ん、少ないけど実売○○くらい?(笑)